【ペットのお悩み】愛犬がストレスを抱えてる?!ストレスの原因とストレス対策を紹介!

大事な愛犬がストレスを抱えていないか心配になったことはありませんか?犬がストレスを感じる瞬間は様々で、何気ない日々を過ごしていてもペットにとってはストレスになっているかもしれません。犬はストレスが溜まると、なんとか発散しようとして、物を壊したり、異常に吠えるようになったり、飼い主についてきたりと問題行動が見られやすくなります。今回は、犬が感じやすいストレスの原因とストレスフリーに過ごすためのストレス対策について紹介します。

犬のストレスになりやすい原因

1.生活環境の変化

人は仕事が変わったり、引っ越しをしたり、家族が増えたりと、生活環境がどんどん変わっています。環境が変わることで、緊張や不安からストレスを感じることもありますよね。犬も同じで生活環境や家族構成に変化があると、緊張や不安からストレスを抱きやすくなります。環境に変化があった際には、愛犬がストレスを抱いていないか、ストレスが溜まっていないかを確認しましょう。

2.運動不足

犬は活発に動くのが大好きな動物です。そんな犬にとって「運動不足」を起こしてしまうと、大きなストレスとなってしまいます。十分に散歩をしたり、遊んだりすることで日常にある小さなストレスや不満を発散しているので、運動量が足りないと非常に大きなストレスとなり、ひどい場合には体調不調や病気を引き起こしてしまう可能性があります。

3.食事の問題

食事の時間が不規則だったり、食事の量が合っていない、栄養バランスが悪かったりするのもストレスの原因になります。三大欲求の1つである「食事」は生き物にとってかけがえのないものです。その1つの欲求が満たされないと不安になったり、不満を感じてしまい、いつか大きなストレスとなってしまいます。また、適度な食事の量やバランスの取れた食事でないと、健康を害して体調不調や病気を引き起こしてしまうので注意しましょう。

4.スキンシップ不足

飼い主とのスキンシップが足りないというのも犬にとってストレスになります。仕事が忙しくて以前よりも遊ぶ時間が少なくなったり、お留守番の時間が長くなったり、散歩の時間が足りないなど、飼い主と一緒に過ごす時間がなくなると、寂しさを感じて愛犬の心を傷つけてしまっているかもしれません。留守番中に家の中の物を壊すようになった、夜に吠えるようになった、飼い主の後をついて回るなどのサインが見られたら、ストレスのサインです。

5.飼い主や家庭内の雰囲気

犬は、人の感情や家庭内の雰囲気に敏感な動物です。そのため、飼い主がイラついていたり機嫌が悪いとき、家庭内での喧嘩など、嫌な雰囲気を察知して知らず知らずのうちにストレスを抱えてしまっていることがあります。言葉は分からなくても、犬は飼い主や家族をよく観察しています。表情には出ないものの、心ではしっかりと分かっていて、いつの間にかストレスを抱えてしまっているのです。

犬がストレスを溜めないためのストレス対策

・快適な環境作り

飼い主の仕事の関係で環境が変化したり、家族構成が変わって落ち着かない場合には、犬がリラックスできるような環境を作ってあげることが大切です。一人で落ち着けるような逃げ場を作って置くだけでも気持ちが安らぐので、部屋の一角に作ってあげましょう。犬が出入りしやすく、周囲の環境や飼い主の様子などが見えるようなところに置いておくと犬も安心できますよ。

・散歩や遊びの時間を増やす

運動不足でストレスを抱えてしまっている場合には、散歩や遊びの時間を増やしてあげるのが効果的です。以前よりも散歩の時間や遊びの時間が短くなっていたり、留守番の時間が長かったりする場合には、十分に運動できているか確認しましょう。また、一度にたくさん散歩や遊ぶのではなく、30分を2回に分ける方が犬にとって満足度があがります。散歩にいたっては、散歩の時間帯や違う道を選ぶと気分転換になってストレス対策にも繋がります。

・適度な食事

愛犬が好まない食事や体型に合わない食事量だと、知らず知らずのうちに大きなストレスになってしまいます。食事の問題は、愛犬が好む食事や体型に合った食事量を準備することで解決できます。また、食事の時間が不規則なのもストレスになってしまうので、できるだけ規則正しい時間でご飯が食べられるようにしましょう。食事は体を作る大事な行為なのでストレスにならないよう「適度な食事」を与えられるように心がけてくださいね。

・スキンシップ、コミュニケーションを取る

スキンシップ不足が原因でストレスになっている場合には、飼い主とのコミュニケーションが非常に大事になります。スキンシップを取ることで、犬は安心感を得たり、良好な関係を築くことにも繋がります。普段から撫でてあげたり、話しかけたり、ブラッシングをすることで犬のストレスは解消されていきますよ。日常的にスキンシップやコミュニケーションを取ることでストレス対策にもなります。

・飼い主が穏やかに暮らす

飼い主がイライラしていたり、家族内の雰囲気が悪かったりと、家の雰囲気が悪いことも犬にとってストレスの原因となってしまいます。飼い主や家族が悪い雰囲気になっている場合には、まず飼い主側がしっかりと自分自身と向き合いストレスや問題を解消することが大事です。愛犬と楽しく健康に過ごすためにも、飼い主が穏やかに過ごせるように気をつけましょう。

愛犬とストレスフリーな暮らしを楽しもう!

愛犬がストレスを抱えているのは、飼い主として非常に悲しいことです。ストレスを溜め込んでしまうと、体調不良や病気に発展してしまうことがあるので、ストレスのサインに気付いたら早めの対処が大切です。これまでの行動や生活を振り返り、ストレスになるようなことはないか、今ストレスを抱えていないかをチェックして、改善できる点があれば改善してストレス対策を講じましょう。ペットも人も健やかに過ごせるように心がけ、快適な暮らしを楽しんでくださいね。