【ペットのお悩み】愛犬がストレスを感じているときのサインとは?ストレス対策も紹介!

「大切な愛犬に長生きをしてほしい」と願う飼い主は多いでしょう。長く生きてもらうために食事や生活習慣などに気を使っている方も多いと思います。しかし、犬に長生きをしてもらうためには食事や生活習慣に加えて、一緒に遊ぶ時間を作ってあげたり、スキンシップをする時間など、飼い主と愛犬が一緒に何かをする時間を作ってあげることが非常に大切なんです。今回は、犬がストレスを感じている時に見せる8つのサインと、ストレス対策について紹介していきます。

犬がストレスを感じているサイン8選

1.吠えやすくなる

犬は、不安や不満があると「吠えやすく」なります。吠えやすくなる原因の多くは、愛情やスキンシップ不足によるもので、飼い主が外出をしたり1人で眠るときなどに吠えやすくなります。今まで、全く吠えなかったのに急に吠えるようになったら愛犬との時間やスキンシップを見直してみましょう。

2.飼い主に付いてまわる

飼い主と遊ぶ時間や構ってもらう時間がない日々が続いていると「飼い主に付いてまわる」という行動を取ります。飼い主の後ろをピッタリと付いてまわることで構ってもらうタイミングを伺っているのです。トイレやお風呂、寝室など犬と別の空間にいると、ドアの前でずっと待っていたり、耐えられなく鳴るとドアをカリカリしたり悲しそうな声を上げることがあります。

3.物を破壊すようになる

愛犬がストレスを感じていると「物を破壊する」というのもサインの1つです。破壊行動の原因は、運動不足や遊び不足が挙げられます。おもちゃをくわえてブンブン振り回したり、クッションやソファを壊してみたりと、飼い主が困るような行動を取り、飼い主の気を引こうとします。急に、物を破壊するような問題行動が見られたら愛犬のストレスが溜まっているかもしれません。

4.寂しそうな表情をする

愛犬が「寂しそうな表情」をする場合もスキンシップ不足や愛情不足が原因だと考えられます。飼い主の後を付いてまわっていたけど遊んでもらえなかったり、ずっと待っていたのに無視されたりすると、寂しそうな表情でこちらを見ます。犬の寂しそうな表情は、遊んでほしい気持ちや構ってほしい気持ちからなので、愛犬の寂しそうな表情に気づいたら、愛犬との時間を作りましょう。

5.仮病を使うようになる

犬も人と同じように「仮病」を使うことがあります。飼い主の気を引きたいがために、わざと食欲がないフリをしたり具合が悪いように見せたりします。このような行動が見られたら、飼い主からの愛情が足りなかったり、スキンシップが足りないサインです。飼い主の前だけで具合が悪いのであれば、仮病の可能性が高いのでペットカメラなどで留守番の様子を確認したり、排泄やご飯の食べ具合などをチェックしましょう。ただ、本当に病気の可能性もあるので、見分けられないときや不安なときは病院で診てもらいましょう。

6.粗相をするようになる

愛情やスキンシップが足りないときには「粗相をする」ことがあります。トイレの場所は分かっていても、わざと粗相をすることで飼い主の気を引こうとしています。粗相をすれば、少なからず飼い主が怒ったりため息をついたり、何かしらのリアクションをしてくれるので、それを期待して粗相をします。今までちゃんとトイレで排泄をできていた子が、急にトイレ以外で排泄をするようになったら、ストレスを感じているサインです。

7.手足を執拗に舐める

執拗に自分の手や足を舐めるようになるのも、ストレスを感じているサインの1つです。手や足を舐めることで、愛情不足からのストレスを落ち着かせようとしています。頻繁に手足を舐めるようになったら、愛情が足りていない遊ぶ時間が足りないときなので、気をつけましょう。また、尻尾を追いかけるのも飼い主の気を引きたい、構ってほしいという気持ちの表れです。エスカレートすると、手足や尻尾を噛むようになったり、自傷行為に発展してしまうので、早めの対処が必要です。

8.ケージにこもるようになる

スキンシップ不足が続くと、ストレスから心の不調に繋がり体調を崩してしまうケースがあります。体調が悪くなると「ケージにこもる」ようになったり、体を丸めて目を閉じて眠っているかのような姿が長くなるようになります。精神的なストレスが原因なら、身体がなんだから重くてだるいような感じがあり、心が苦しくてケージにこもっていることも考えられます。ケージにこもるようになったら要注意です。

愛犬のストレスのサインが見られたら始めたいストレス対策

・散歩の時間を増やす

散歩は犬のストレスを発散するのに最適な方法です。外の空気に触れたり、植物などのニオイを嗅いだり、他の犬にあったりすることで、ストレス発散になります。愛犬に合わせた散歩の時間を取り入れることで、ストレス対策にもなりますよ!また、たまには思いっきり走れるような広いドッグランに連れて行って遊ばせるのもおすすめです。

・落ち着ける環境を作る

犬にとって不快な環境が続くとストレスの原因になります。部屋の温度や湿度に違和感があったり、飼い主がなかなか帰って来ないなど、不快を感じる原因は多々あります。愛犬がどこに不快や不満を感じているのかをしっかりと理解をして対処することが大切です。

一緒に遊ぶ時間を作る

犬は体を動かすのが大好きな動物です。そのため、大好きな飼い主と一緒に遊ぶ時間が少なければ少ないほどストレスを溜めやすくなってしまいます。ペットと一緒に遊ぶ時間を作ることでストレスは解消され、犬もたっぷりと愛情や幸せを感じますよ。ボールが好きな子ならボール遊び、お散歩が好きなら長めのお散歩、おもちゃが好きなら投げたり引っ張り合いをするなど、愛犬が好きなことを一緒にしてあげましょう。

スキンシップを増やす

最近、仕事が忙しくてなかなか愛犬との時間が取れない、仕事の時間が長くなってお留守番が増えてしまったなど、愛犬とスキンシップを取る時間が取れないと、ストレスになってしまいます。ストレスのサインが見られたら、たくさん撫でてあげたり、話かけてあげたり、ブラッシングをしたりと、スキンシップの時間を作ってあげましょう。定期的にスキンシップの時間を取ることで、ストレス対策にも繋がりますよ。

ストレス解消グッズやおもちゃを取り入れる

犬が1人でもストレスを感じにくくなるように、噛んでもおもちゃやガムなどを与えるのも効果があります。犬は噛むことでストレス発散できるので、ストレスになってしまうようなお留守番のときなどに与えておくとストレスは緩和されるでしょう。また、噛むことはストレス発散の他にも歯の健康も期待できますよ。

愛犬のストレスサインに気づいて快適な暮らしを!

愛犬とのスキンシップは、健康に長生きしてもらうためにも非常に大切な行為です。スキンシップを取っているつもりでも犬にとっては足りなかったり、不満があったり、気づかないうちにストレスとなっているケースも少なくありません。大事なペットだからこそ、愛犬と向き合う時間をしっかりと作り、ストレスフリーな暮らしを送りましょう。

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【ペットのお悩み】愛犬がわざと粗相をする!その原因はストレス?粗相の原因とストレス対策を紹介

「今までちゃんとトイレで排泄していたのに、わざと粗相をするようになった」と、悩んでいませんか?急に粗相をするようになると、体調不良や病気なのでは?と不安になることでしょう。しかし、粗相をするようになった場合の主な原因は「ストレス」なんです。犬はストレスが溜まると、飼い主の興味や気を引こうとして、わざと粗相をするようになります。今回は、粗相をする詳しい原因とそのストレス対策について紹介していきます。

犬がわざとトイレを失敗する理由とは?

1.トイレが汚い

犬がトイレをわざと失敗する理由は「トイレが汚い」からかもしれません。犬はキレイ好きな動物です。そのため、ちょっとでもトイレが汚れていると排泄を我慢したり、別の場所で排泄をしたりして、粗相してしまうのです。また、多頭飼育している場合には他の犬のニオイが付いているのが嫌で、長時間我慢をしたり粗相をすることがあります。排泄を我慢させてしまうとストレスになるだけでなく、病気にもなりやすくなってしまうので早めの対処が必要です。

2.環境の変化

模様替えや引っ越し、家族構成の変化など、環境に変化があると犬のストレスになり、粗相に繋がっている場合があります。ペットは意外にも飼い主や環境をよく観察し、ちょっとした変化にも敏感に気がつきます。繊細な子は、小さな変化でもストレスを感じてトイレを我慢するようになったり、別の場所で排泄をするようになることも。また、環境の変化だけでなく飼い主との生活スタイルの変化でもストレスに感じてしまうことがあるので、大きな変化がある場合には適度にストレス発散をして、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

3.スキンシップ・コミュニケーション不足

急にトイレに失敗するようになったり、粗相が増えた理由には「スキンシップやコミュニケーション不足」が原因かもしれません。わざと、トイレに失敗することで飼い主に関心を持ってもらおうとしたり、自分を見てもらおうとします。愛犬とのコミュニケーションが少なくなっていたり、構う時間が減っている、散歩に行けていないなど、飼い主と過ごす時間が取れないことがストレスとなり、粗相に繋がっている可能性が高いでしょう。愛犬とのコミュニケーションがしっかりと取れているか、以前と変化がないか、見直してみてくださいね。

わざと粗相をするようになったときのストレス対策

・トイレをこまめに掃除する

トイレが汚いことが原因で、わざと粗相をするのであれば「トイレをこまめに掃除する」ことが大切です。汚れたらすぐにトイレシートをきれいなものに交換してあげましょう。何度かトイレをしてから交換するという飼い主さんも多いかと思いますが、キレイ好きな犬にとって何度も同じトイレシートで排泄をするのはストレスになってしまうので、トイレは常に綺麗な状態を保ってあげましょう。また、多頭飼育の場合には、トイレをこまめに掃除することはもちろんですが、複数トイレを設置して綺麗なトイレが常にある状態を作っておいてあげるといいでしょう。

・落ち着ける環境作り

部屋の模様替えや引っ越し、家族構成が変わったりと環境の変化が生じると、犬はストレスを抱えやすくなり、わざと粗相をするようになります。まずは、愛犬が落ち着けるような環境を作りましょう。愛犬や飼い主のニオイがついたタオルを入れたり、しばらくは愛犬の近くで寝たりと、愛犬に安心感を与えることが大事です。落ち着ける環境になると、自然とトイレで排泄してくれるようになりますよ。

・ストレスを解消する

犬はストレスを抱えると、粗相を起こしてしまいやすいです。ストレスの原因は犬によって異なるので、原因をしっかりと突き止めて解決してあげることがストレス解消に繋がります。ストレスは放っておくと重症化して、体調不調や病気になってしまうので、ストレスに気づいたら早めに対処してくださいね。お散歩をしたり、たっぷり遊んだりして、早めにストレス解消しましょう。

・愛犬との接し方を見直す

愛犬との時間が取れず、知らず知らずのうちに愛犬にストレスが溜まってしまっていることがあります。最近、愛犬との時間はちゃんと取れていますか?ちゃんと構ってあげられていますか?一度、振り返って愛犬との接し方を一度、見直してみましょう。愛犬を撫でたり、遊んだり、話しかけてあげるなど、大事なペットとの時間を確保してあげることでストレスが解消され、わざと粗相をすることがなくなりますよ。また、きちんと向き合うことでストレス対策にも繋がります。

粗相の原因を解消して健康なライフスタイルを!

犬が、わざと粗相をする原因の多くは「ストレス」です。ストレスと言っても色々な種類や原因があるので、愛犬が何にストレスをかんじているのか原因をしっかりと突き止めて、解消することで粗相することはなくなります。ストレスの原因を見つけたら早めに改善し、時間が必要ならゆっくりと時間をかけながらストレスを解決してあげましょう。ペットも人もストレスなく、快適に過ごせるような環境を作り、健康なライフスタイルをおくりましょう。

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【ペットのお悩み】愛犬がストレスを抱えてる?!ストレスの原因とストレス対策を紹介!

大事な愛犬がストレスを抱えていないか心配になったことはありませんか?犬がストレスを感じる瞬間は様々で、何気ない日々を過ごしていてもペットにとってはストレスになっているかもしれません。犬はストレスが溜まると、なんとか発散しようとして、物を壊したり、異常に吠えるようになったり、飼い主についてきたりと問題行動が見られやすくなります。今回は、犬が感じやすいストレスの原因とストレスフリーに過ごすためのストレス対策について紹介します。

犬のストレスになりやすい原因

1.生活環境の変化

人は仕事が変わったり、引っ越しをしたり、家族が増えたりと、生活環境がどんどん変わっています。環境が変わることで、緊張や不安からストレスを感じることもありますよね。犬も同じで生活環境や家族構成に変化があると、緊張や不安からストレスを抱きやすくなります。環境に変化があった際には、愛犬がストレスを抱いていないか、ストレスが溜まっていないかを確認しましょう。

2.運動不足

犬は活発に動くのが大好きな動物です。そんな犬にとって「運動不足」を起こしてしまうと、大きなストレスとなってしまいます。十分に散歩をしたり、遊んだりすることで日常にある小さなストレスや不満を発散しているので、運動量が足りないと非常に大きなストレスとなり、ひどい場合には体調不調や病気を引き起こしてしまう可能性があります。

3.食事の問題

食事の時間が不規則だったり、食事の量が合っていない、栄養バランスが悪かったりするのもストレスの原因になります。三大欲求の1つである「食事」は生き物にとってかけがえのないものです。その1つの欲求が満たされないと不安になったり、不満を感じてしまい、いつか大きなストレスとなってしまいます。また、適度な食事の量やバランスの取れた食事でないと、健康を害して体調不調や病気を引き起こしてしまうので注意しましょう。

4.スキンシップ不足

飼い主とのスキンシップが足りないというのも犬にとってストレスになります。仕事が忙しくて以前よりも遊ぶ時間が少なくなったり、お留守番の時間が長くなったり、散歩の時間が足りないなど、飼い主と一緒に過ごす時間がなくなると、寂しさを感じて愛犬の心を傷つけてしまっているかもしれません。留守番中に家の中の物を壊すようになった、夜に吠えるようになった、飼い主の後をついて回るなどのサインが見られたら、ストレスのサインです。

5.飼い主や家庭内の雰囲気

犬は、人の感情や家庭内の雰囲気に敏感な動物です。そのため、飼い主がイラついていたり機嫌が悪いとき、家庭内での喧嘩など、嫌な雰囲気を察知して知らず知らずのうちにストレスを抱えてしまっていることがあります。言葉は分からなくても、犬は飼い主や家族をよく観察しています。表情には出ないものの、心ではしっかりと分かっていて、いつの間にかストレスを抱えてしまっているのです。

犬がストレスを溜めないためのストレス対策

・快適な環境作り

飼い主の仕事の関係で環境が変化したり、家族構成が変わって落ち着かない場合には、犬がリラックスできるような環境を作ってあげることが大切です。一人で落ち着けるような逃げ場を作って置くだけでも気持ちが安らぐので、部屋の一角に作ってあげましょう。犬が出入りしやすく、周囲の環境や飼い主の様子などが見えるようなところに置いておくと犬も安心できますよ。

・散歩や遊びの時間を増やす

運動不足でストレスを抱えてしまっている場合には、散歩や遊びの時間を増やしてあげるのが効果的です。以前よりも散歩の時間や遊びの時間が短くなっていたり、留守番の時間が長かったりする場合には、十分に運動できているか確認しましょう。また、一度にたくさん散歩や遊ぶのではなく、30分を2回に分ける方が犬にとって満足度があがります。散歩にいたっては、散歩の時間帯や違う道を選ぶと気分転換になってストレス対策にも繋がります。

・適度な食事

愛犬が好まない食事や体型に合わない食事量だと、知らず知らずのうちに大きなストレスになってしまいます。食事の問題は、愛犬が好む食事や体型に合った食事量を準備することで解決できます。また、食事の時間が不規則なのもストレスになってしまうので、できるだけ規則正しい時間でご飯が食べられるようにしましょう。食事は体を作る大事な行為なのでストレスにならないよう「適度な食事」を与えられるように心がけてくださいね。

・スキンシップ、コミュニケーションを取る

スキンシップ不足が原因でストレスになっている場合には、飼い主とのコミュニケーションが非常に大事になります。スキンシップを取ることで、犬は安心感を得たり、良好な関係を築くことにも繋がります。普段から撫でてあげたり、話しかけたり、ブラッシングをすることで犬のストレスは解消されていきますよ。日常的にスキンシップやコミュニケーションを取ることでストレス対策にもなります。

・飼い主が穏やかに暮らす

飼い主がイライラしていたり、家族内の雰囲気が悪かったりと、家の雰囲気が悪いことも犬にとってストレスの原因となってしまいます。飼い主や家族が悪い雰囲気になっている場合には、まず飼い主側がしっかりと自分自身と向き合いストレスや問題を解消することが大事です。愛犬と楽しく健康に過ごすためにも、飼い主が穏やかに過ごせるように気をつけましょう。

愛犬とストレスフリーな暮らしを楽しもう!

愛犬がストレスを抱えているのは、飼い主として非常に悲しいことです。ストレスを溜め込んでしまうと、体調不良や病気に発展してしまうことがあるので、ストレスのサインに気付いたら早めの対処が大切です。これまでの行動や生活を振り返り、ストレスになるようなことはないか、今ストレスを抱えていないかをチェックして、改善できる点があれば改善してストレス対策を講じましょう。ペットも人も健やかに過ごせるように心がけ、快適な暮らしを楽しんでくださいね。

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【ペットのお悩み】猫がかかりやすい病気5つを紹介!愛猫が健康に暮らすためのポイントも!

猫と一緒に暮らす上で心配なのが「病気」ではないでしょうか。特に高齢になってくるとより一層、病気への不安が高まりますよね。大事なペット、家族のように過ごしてくるといつまでも健康でいてほしいと願ってしまいます。しかし、ペットの病気は避けては通れない道というのも事実。そこで今回は、猫がかかりやすい代表的な病気を5つ紹介していきます。猫がかかりやすい病気を知っておくことで万が一、ペットが病気を発症してもすぐに対応ができ、大事な愛猫の命を守ることができますよ。

猫がかかりやすい代表的な病気5つ!

1.膀胱炎

猫がなりやすい病気の1つとして「膀胱炎」があります。人が発症する膀胱炎は、細菌が体内に入り込んで炎症を起こすものが多いですが、猫の膀胱炎はストレスによる「特発性膀胱炎」が多いと言われています。日々の生活環境や食事などが原因で、ストレスを感じ膀胱炎を発症するというものです。いつもよりトイレに行く頻度が増えたり、トイレに行ってもおしっこが出ない、おもらしをしてしまうなどの症状が現れるようになります。1日の飲水量、おしっこの量を確認することで膀胱炎の早期発見に繋がりますよ。

2.慢性腎臓病・腎不全

特にシニア猫に多い病気が「慢性腎臓病・腎不全」です。腎臓は尿を作ったり血圧の調整などを行っている臓器です。慢性腎臓病は、長い時間をかけて腎臓の機能がゆっくりと低下することで発症します。病気の原因は明確にはされていませんが、症状としては水をよく飲むようになったり、色の薄いおしっこをたくさんしたり、食欲不振、嘔吐などが挙げられます。悪化するとおしっこが作られなくなってしまうこともあるので、早めの対処が必要な病気です。根本的な治療はなく、発症率が上がる7歳以上になったら定期検診をして早期発見をすることが大切です。

3.胃腸炎

猫に多い病気として「胃腸炎」も挙げられます。猫の胃腸炎は人間と同様に、胃や腸などの粘膜が炎症を起こしている状態のことです。原因としては、感染症や食事、誤飲、環境の変化によるストレスなど様々な原因があります。症状は、嘔吐や下痢が主で、重症の場合は食欲不振で水も飲まず、腹痛から動けずじっとしていることが増えるようになります。元気がある軽度な場合は、自然に治ることが多いですが、重症の場合は入院になることもあるので、日々の観察で異変に気付けるようにしておきましょう。

4.結膜炎

猫は目の病気にもなりやすく、特に発症しやすいのが「結膜炎」です。結膜炎は猫のまぶたの裏の結膜という部分が細菌やウイルス感染、異物混入、ストレスなどが原因で炎症を起こしてしまう目の病気。症状としては、目の充血や目やにが多く出るというのが主ですが、そのまま放置して炎症が進んでしまうと結膜とまぶたがくっついてしまい目が開かなくなってしまうことがあるので、早めに治療するようにしてください。また、同居猫がいる場合には感染することもあるので気をつけましょう。

5.皮膚炎

被毛に覆われている猫に多いのが「皮膚炎」。皮膚炎は、猫の皮膚トラブルの総称でかゆみや脱毛、発疹、ベタつき、フケなどの症状がみられる病気です。猫の皮膚炎の原因は、ノミやダニなどの寄生虫や花粉、ハウスダスト、食べ物などのアレルギー、ストレスといったことが元となり発症してしまいます。被毛に覆われている猫の皮膚炎は分かりづらく、気が付かないうちに悪化していることもあるので、日々のスキンシップやブラッシングなどで早めに発見をしてあげましょう。

愛猫が健康に暮らすためには?

・日々の観察

愛猫が健康に過ごすためには「日々の観察」がとても大切です。普段からゆったりのんびり過ごしている猫ですが、実は習慣的に動く動物なんです。いつもの時間にいつものところにいなかったり、食欲がない、いつもより動くのが辛そう、体の一部だけを執拗に気にするなど、いつもとは違う様子が見られたら注意して観察しましょう。普段とは違う様子や異変が何日も続くのなら病院で一度診察してもらうと安心です。また、排泄物は健康のバロメーターなので、掃除のときにチェックしておくといち早く異変に気づけますよ。

・スキンシップやブラッシング

日々、猫とのスキンシップを行ったり、定期的なブラッシングを行うことも猫が健康に暮らすためにとても重要なことです。猫は、病気やケガを上手に隠す動物です。そのため、見た目だけで異変に気づくのは非常に難しく、見つけたときには重症化していたなんてこともあります。病気の早期発見に繋げるためには、スキンシップをしながら体のチェックをしたり、ブラッシングで不要な毛を取り除くことでノミやダニの寄生虫を除去、皮膚病にかかっていないかなどをチェックすることが大切!また、歯磨きやデンタルケアをすることでお口のトラブルを解消できるのでおすすめです。

・ワクチン接種と定期検診

猫がかかりやすい病気の中には、ワクチンを接種することで予防できるものもあります。感染力の強い感染症・伝染病の混合ワクチン、ノミ・ダニ予防、フィラリア予防などいろいろなワクチンがあるので、獣医さんと相談しながら必要なものがあれば接種しておきましょう。また、同時に定期検診を受けるようにすると病気の早期発見に繋がります。病院で検診を受ければ外見では分からない病気の発見もできるので、可能であれば1年に1回程度の頻度で検診を受けましょう。

日々の観察を行い、愛猫の健康状態を知っておこう!

今回は猫がかかりやすい病気を5つ紹介しました。どの病気においても早期発見をすることに越したことはありません。しかし、猫は不調を隠すのが上手な動物です。そのため、飼い主がしっかりと観察をし、普段とは違う様子にいち早く気づくことが大切になります。異変が何日も続く場合には病気や不調を疑い、念のため動物病院で診てもらいましょう。日々の観察やスキンシップ、排泄物のチェックを怠らずに行うことで、いち早く異変や様子の違いに気づき、病気の早期発見に繋がりますよ!

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【ペットのお悩み】猫が人をかむのはなぜ?!愛猫が人をかむ理由や原因と対処法を紹介!

愛猫を遊んだりじゃれていたりするといきなり「ガブッ」と噛まれたことはありませんか。猫が遊んでと甘えてきてくれたりじゃれてきてくれることは非常に可愛いことですが、飼い主以外の友人や家族などを同様な理由で噛んでしまっては大変です!では、猫が人をかむのにはどんな理由があるのでしょうか?今回は、猫が人をかむ理由や原因とその対処法について紹介していきます。

ペットの猫が人をかむ原因や理由とは?

1.狩猟本能が刺激された

猫が人をかむのは「狩猟本能が刺激された」という理由があります。猫は元々、獲物を狩って暮らしていた動物です。そのため、素早く動くものを見つけると、つい捕まえたいという欲求が生じて人を噛んだり引っかいたりしてしまいます。一緒に遊んでいると手にじゃれついて、そのままガブっということもあるので、遊ぶときやじゃれるときには十分に気をつけましょう。

2.甘えたい、遊びたい

猫とのスキンシップや遊ぶ時間が少ないときにガブガブと噛んでくるという場合は「甘えたい・遊びたい」という気持ちの表れです。甘噛みよりもちょっと痛いくらいの強さなら飼い主を遊びに誘っているのでしょう。甘えているときにはゴロゴロと喉を鳴らし、甘噛みをしてくるので、そのときには一緒に遊んだり撫でてあげて猫の欲求を満たしてあげましょう。

3.撫でないで、やめてほしい

ついさっきまで気持ちよさそうにしていたのに、急に噛まれてしまったという場合には「撫でないで」や「やめてほしい」という気持ちの表れです。猫は気まぐれな動物で、自分が満足したらそれ以上触らないで、やめて理由で人をかむ「愛撫誘発性の攻撃」という行動を取ります。耳を倒したイカ耳や尻尾が膨らんでいるとイライラしている証拠なので、適度なところでやめてあげましょう。

4.八つ当たり(転嫁行動)

猫はストレスを感じると全く関係のない物や人に八つ当たりをしてイライラを解消しようとします。特に何もしていないのにいきなり噛まれた場合には「八つ当たり」をしてストレスを発散しているのでしょう。ストレスの原因は様々ですが、引っ越しをしたり同居する人や動物が増えたり、家具の配置を変えたりなど、急な環境の変化に驚いてストレスを抱えてしまいます。今まで噛まなかった子が急に噛むようになったら、ストレスが関係しているかもしれません。

5.病気、ケガ

体の一部をケガしていたり病気を患っている場合には、「これ以上触らないで」と威嚇の意味でガブッと人をかむことがあります。猫は、本能的にケガや病気を隠す傾向があるので、普段は触らせてくれるけど最近は嫌がるようになった、特定の場所を触ろうとすると嫌がったり攻撃をしてくるなど、普段と様子が違う場合には動物病院で診てもらいましょう。

6.歯がむず痒い

生後3〜6ヶ月の子猫が噛む理由は「歯がムズムズ」しているからです。この時期の子猫は、乳歯から永久歯へ歯の生え変わりが始まります。生え変わりの時期には、口の中がムズムズするので、これを解決しようと甘噛みをしてみたり、歯固めをしようとして周りの物をガジガジと噛むようになります。この時期の子猫が噛むようになったら歯の生え変わりが影響していますよ。

7.発情期のオスの本能

ペットの猫が去勢していないオス猫なら「グリップ」というオスの本能が関係している可能性があります。グリップという行動は、オス猫がメス猫の首を噛んで動きを止めようとする行動です。発情期に人や家具などに同様の行動をするならオス猫の本能が関係しているでしょう。去勢手術をすれば自然と噛まなくなったり、少なくなりますよ。

猫が人をかむときの対処法!

・おもちゃを与える

猫は元々、噛む動物です。そのため、噛む=いけないことと教えるのには無理があります。しかし、噛んでOKな物とダメな物をしっかりと区別することはできます。最初は教えるのに苦労しますが、おもちゃは噛んでもOKとして与え、満足するまで噛ませましょう。もし、遊んでいるときやじゃれている時に手や足を噛んできたらおもちゃにすり替えて遊ぶようにしてください。人の手や足はおもちゃではないことを少しずつ覚えさせるのが大切です。

・環境の見直し

今、ペットのいる環境は整っていますか?もし、猫がストレスを抱えるような環境や急な環境の変化があった場合には、落ち着けるよう環境を整えてあげましょう。日向ぼっこがしにくかったり、高いところに行けない、お気に入りの場所がなくなってしまった、飼い主と遊ぶ時間がないなど・・・。ストレスが原因で噛んでいるのなら、きちんと環境を整えてあげることで自然と人をかむという行為がなくなります。

・スキンシップを見直す

愛猫と遊ぶとき、手でじゃらしていませんか?小さい頃から手でじゃらしていると「手=おもちゃ」だと認識してしまい噛み癖に発展してしまいます。子猫のときは痛くないから大丈夫と思っていても、大人になってからじゃらすと手が血だらけになってしまうことも・・・。人も安全に人も安全に暮らせるよう、猫と遊ぶときは必ずおもちゃを使って遊ぶようにしましょう。

・噛まれたらぐっと押し込む

予期せぬタイミングでガブと噛まれると咄嗟に手を引きたくなりますが、そのままぐっと喉の方に押し込んでみましょう。喉の方に手を入れられると苦しくなり、噛むのをやめてくれます。ちょっと可哀想な行為ですが、噛むと嫌なことをされると覚えてくれるようになり、噛む回数が徐々に減っていくでしょう。手を押し込む際は、ちょっとでOKです。奥まで押し込んでしまうと喉を傷つけてしまう危険性があるので、行う際には加減しながらやってみてくださいね。

・噛み癖防止スプレーを使う

噛み癖がなかなか治らない子には、手や足に使える噛み癖スプレーを使うのも有効です。猫が苦手な成分が配合されたスプレーを手や足に付けることで噛み癖を防止してくれるアイテムです。匂いはいい匂いですが、噛むと苦味や辛いので、人には近づけるけど噛めないという仕組みになっています。継続して使うことで噛むと嫌な思いをすることを学んでいってくれますよ。

愛猫にあった方法で改善していこう!

猫が人をかむのには、本能的な理由や甘えたい気持ち、やめてほしいなど本当に色々な理由があります。愛猫に噛まれたから嫌、しつけをしなくちゃと思うのではなく、なんで噛まれたのか、どういう理由があったのかをまず考えてあげて、理由や原因が分かったら、それにあった対処法で改善していくことが一番の近道です。ペットの猫ちゃんにしっかりと向き合って、その子にあった方法で噛み癖を直していきましょう!

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【ペットのお悩み】猫のトイレのしつけ方は?トイレのしつけ方と飼い主が気をつけたいポイントを紹介!

猫をペットとして受け入れたときにやっておきたいのが「トイレのしつけ」です。猫は元々、綺麗好きな動物なので、トイレのしつけは比較的、簡単だと言われていますが、正しくしつけないとトイレの場所を覚えてくれなかったり、トイレ以外のところで粗相をするようになってしまいます。今回は、猫をペットとして受け入れたときにやっておきたい正しいトイレのしつけ方としつける上で飼い主が注意する点を紹介していきます。

トイレのしつけ方

1.トイレの環境を整える

猫にトイレのしつけをする場合には、まずトイレの環境を整えましょう。トイレのサイズは猫の1.5倍の広さのものを用意し、猫砂は愛猫が好むものを選んでください。トイレの数はペットの猫+1個あるのが理想です。設置場所は、人の出入りが多いドアや音の出る家電からは遠く、飼い主からは見やすく、猫の通り道に置くのがおすすめです。もし、飼い主から見えないところにトイレを設置してしまうと、排泄のサインに気づかなかったり、排泄物に気が付かず掃除が遅れてしまい粗相の原因に繋がってしまうので、人通りがなく静かで飼い主が見やすいリビングの隅や窓際などに設置しましょう。

2.トイレのサインに気づく

トイレのしつけでは、飼い主が猫のサインに気づくことが大切です。排泄をする前の猫は落ち着きがなくなったり、床の匂いをかいだりウロウロしだしたらトイレのサイン!トイレを覚えていない最初は、サインに気づいた飼い主がトイレまで連れていき、排泄をさせます。慣れてきたら、トイレの近くまで連れていき自らトイレに向かわせます。徐々に自らトイレに向かわせる距離を長くして排泄をしたくなったら、トイレに行くことを覚えさせます。排泄のタイミングは寝起きや食後、遊んだ後が多いので、このタイミングは排泄のサインを見逃さないようにしましょう。

3.ニオイをつけて場所を覚えてもらう

猫は自分の排泄物のニオイでトイレの場所を覚えてくれます。排泄に成功したら、おしっこのニオイがついている部分をトイレに残しておきます。トイレにニオイを残しておくと、ここが自分のトイレだと認識してくれるようになり、トイレの場所を覚えやすくなりますよ。排泄物を丸々、残してしまうと汚いトイレになってしまい、他の場所で排泄をしてしまう可能性があるので、一部でOKです。

4.排泄中は静かにする

トイレに慣れてもらうには、排泄中は邪魔をしないことが大切です。排泄中に声をかけられるとびっくりして排泄しなくなってしまうので、声をかけるのは厳禁ですよ!敏感な子はしばらく排泄をできなくなることもあるので気をつけましょう。

5.上手にできたら褒める

トイレで上手に排泄ができたら「しっかりと褒めて」あげましょう。たくさん撫でてあげたりおやつをあげて、褒めてあげます。たくさん褒めることでトイレを早く覚えてくれるようになりますよ。褒めるタイミングはトイレが終わって、一息つき落ち着いた頃がおすすめです。時間が経ってしまうと、褒められている理由がわからなくなってしまうので、できるだけ早めに褒めてあげましょう。

猫のトイレのしつけで飼い主が気をつけるポイント

・失敗しても叱らない

トイレのしつけ中にトイレ以外のところで排泄をしてしまうことがあります。カーペットやタオルの上で排泄をされてしまうと叱りたくなりますが、決して叱ってはいけません。トイレに失敗したときに叱られると排泄=悪い行為だと覚えてしまい、トイレを我慢したり隠れて排泄するようになってしまい、猫の健康を害する危険があるからです。失敗して叱りたい気持ちを抑えて、成功体験を多く積んであげることで、トイレのしつけに成功しやすくなりますよ。

・別の場所でしてしまったら綺麗に掃除

トイレではない場所で排泄をしてしまったらすぐに「掃除」を行いましょう。猫は自分のニオイがついた場所で排泄をする習性があり、トイレ以外の場所で排泄してしまったら、同じ行為を繰り返さないようにしっかりと消臭して綺麗に掃除することが大切です。ペット用の消臭剤や猫が嫌いな柑橘系の香りのものを使用するのも効果的ですよ。

・トイレを綺麗に保つ

猫は綺麗好きな動物です。トイレに排泄物が残っていたり汚れていると、トイレ以外の場所で排泄したり粗相の原因に繋がってしまいます。排泄後はできるだけ早めに排泄物を取り除いて綺麗な状態を保っておくようにしましょう。猫砂を使用しているのなら1日に1回は砂を交換してあげられると理想です。また、トイレ本体は最低でも月1回は丸洗いして、綺麗にしてあげましょう!

たくさん褒めてトイレを覚えてもらおう!

猫はトイレの場所をすぐに覚えてくれるので、比較的簡単にしつけられます。最初は排泄のサインが見られたらトイレに連れていき排泄させ、成功したらたくさん褒めることで自然とトイレの場所を覚えてくれますよ。もし、トイレのしつけをしているのに、なかなか覚えてくれなかったり、粗相が多い場合にはトイレが気に入っていないのかもしれません。トイレ環境を見直して整えることで今までのが、嘘のようにトイレで排泄をしてくれるようになります。トイレのしつけがうまくいかないときには、トイレ環境を整えたり、しつけ方を見直してみてくださいね!

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【ペットの悩み】夜中に犬が吠える。夜鳴きの理由や原因とは?夜中の吠え癖の対策やしつけ方?

夜になると愛犬が吠える、夜鳴きが治らなくて困っているという飼い主さんも少なくないでしょう。夜に吠えられると、飼い主が寝不足になったりストレスになってしまうだけでなく、近所迷惑になりトラブルに発展してしまうことも・・・。愛犬が夜鳴きをするのには必ず原因や理由があります。夜鳴きをやめさせるため、愛犬の心と体の健康を維持するためにも夜鳴きの原因を知り、対処をしてあげましょう。

犬の夜泣きの原因とは?

・不安や寂しさ

夜になると犬が吠えるのは「不安や寂しさ」があるからかもしれません。日中は飼い主と生活していても寝る場所だけ別々だったりすると急に「不安」や「寂しさ」がつのり、飼い主を呼ぼうとして吠えてしまいます。また、夜中に目が覚めて飼い主や家族が近くにいないと不安になり、吠えたり鳴いたりすることもあります。1人で寝ることに慣れていない子犬や分離不安症のある子は夜鳴きや吠えることが多いです。

・運動不足やストレス

犬にとって日々の散歩や運動は欠かせません。日中、十分な散歩や遊びができていないと体力が有り余ってしまい、夜になってもなかなか寝付けずに夜中に吠えるようになったり、運動不足からのストレスで夜鳴きが始まることがあります。また、お留守番が長かったり、飼い主と遊ぶ時間がないことがストレスの原因となり、夜に吠えるという行為に繋がってしまいます。

・何かを要求している

夜に限らず、吠えてくる場合には「何か要求がある」ケースが多いです。お腹が空いていたり、構ってほしい、など、要求が我慢できなくなって吠えるという行為に繋がっています。要求を満たしてもらうために吠えるというのは、飼い主の行動にも原因があるんです。「お腹が空いたときに吠えたらおやつをくれた」、「構って欲しいときに吠えたら構ってくれたり声をかけてくれた」などの成功経験から、何か要求したいときには吠えれば聞いてくれると認識し、夜中でも吠えるようになってしまいます。

・寝床や環境が落ち着かない

ペットの寝所は落ち着いて眠れるよう環境が整っていますか?寝床がグチャグチャのままだったり、湿度や気温が高く寝苦しい、反対に寒い、来客がありいつもとは違う匂いで落ち着かないなど、眠る環境が整っていないと不安で眠れずに夜に吠えたり鳴いてしまいます。また、トイレが汚れたり、自由にトイレに行けないと、飼い主を呼ぼうとして夜に吠えることもあります。

・外の音や物音に警戒

怖がりな性格だったり、ちょっとした物音に敏感な犬の場合「外の音や物音に警戒」して吠えているケースも考えられます。外で人の話し声が聞こえたり、風で物が倒れたり、窓が揺れたりして音が鳴るとびっくりして警戒のために吠えるという行動に繋がっています。

・体調不良・病気・ケガ

いきなり夜鳴きや夜に吠えるようになった場合には「体調不良」や「病気・ケガ」が潜んでいるかもしれません。犬は言葉で痛みを訴えることができないので、吠えたり表情で訴えようとします。日中から少し元気がなかったり、ちょっとケガをしてしまった、普段とは様子が違う日の夜に吠えるなら、体調不良や病気、ケガを疑いましょう。

・老化による不安

犬も人間と同じように老化すると「不安」を感じやすくなります。年齢を重ねるに連れて寝付きが悪くなったり、視力が低下して周りが見えづらくなったり、嗅覚や聴覚も低下し状況判断がしにくくなり「不安」を感じやすくなってしまいます。特に、夜は周囲も暗く周りが見えづらくなるのと同時に静かになって、さらに不安を感じやすくなり、飼い主を呼ぼうと夜中に吠えだしてしまうことがあります。

・認知症

シニア犬の場合は「認知症」が原因で夜中に吠えているケースも考えられます。認知症になると体内時計がずれて昼夜逆転することで昼にぐっすり眠り、夜はウロウロして吠えるようになります。昼夜逆転した生活を送るようになったり、名前に反応しなくなる、同じ場所でグルグルと回る、トイレができなくなるなどの症状が見られたら「認知症」の可能性があります。

夜に吠えるときの対策・しつけ方

・安心感を与える

不安や寂しさ、警戒心から夜に吠えるなら「安心感」を与えましょう。1人で眠れないなら最初は、ケージの近くで眠り犬が寝たら寝室に移動したり、飼い主の匂いがついたブランケットや服をケージ内に入れておくなど、いつでも飼い主を感じられるようにすることで安心感を与え、ぐっすりを眠ってくれるようになります。また、物音に警戒して吠えてしまうなら厚手の布をケージにかけたり、窓際が離してみたり、防音カーテンにするなど、対策を講じましょう。

・要求を満たす

犬にとって最低限の欲求は満たせていますか。ご飯の量や運動量、睡眠時間、飼い主と遊ぶ時間など、犬が心も体も健康に過ごせるような欲求を満たせていないと、夜に吠える原因となってしまいます。基本的なことができているか一度見直してみて、できないところはできるように努力したり代替案で解決できるようにしてストレスを解消しましょう。ただ、犬のわがままの要求吠えに反応してしまうと吠え癖に繋がってしまうので、要求吠えには反応しないように気をつけてください。

・運動不足やストレス解消

お留守番の時間が長かったり、遊ぶ時間や散歩の時間が足りないことが原因の場合には、散歩時間を確保したりペットとの時間を確保して、たくさん遊んであげることで解決します。愛犬とのコミュニケーションやスキンシップを怠ると、ストレスが原因で体調を崩したり、病気をしたりしやすいので、愛犬との時間は大切にしましょう。時間がある日はドッグランで思いっきり走らせるのもおすすめですよ。

・落ち着ける環境つくり

寝床が落ち着かないことが原因で夜に吠えているなら「落ち着ける環境作り」を意識しましょう。寝床がグチャグチャならしっかりと整え、寝やすい新しいベッドにしてあげたり、暗いのが苦手なら少し明るくしておく、気温や湿度を適温にするなど、寝やすい環境を整えてあげましょう。愛犬が落ち着ける環境を作ってあげることで夜鳴きもおさまり、睡眠もしっかりと確保してあげられますよ。

・生活リズムを整える

犬にも生活リズムがあります。ペットの犬は人と生活をするので、朝起きて日中に活動し夜は眠るという生活を送ります。生活リズムがずれると、夜に寝てくれなくなったり日中の運動が足りずに眠れないなど、夜鳴きの原因になってしまうので、しっかりと生活リズムを整えてあげましょう。また、寝る前のトイレや食事もおおよその時間を決めて、日によって大きく違うということがないようにすることが夜鳴き改善に繋がります。

・病院に相談

分離不安症や認知症、病気、ケガなどが原因で夜に吠えているなら「動物病院に相談」しましょう。いつも様子が違ったり、どこかを庇おうとしている様子、触ると吠える、昼夜逆転しているなど、何かしらの症状が出ていることでしょう。普段と違う気がしたら、1度動物病院を受診してみてくださいね。獣医さんと相談しながら夜鳴きを抑えたり、改善できるようアドバイスもくれますよ。

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【ペットの悩み】犬が人をかむ!飼い主や人を噛む原因とは?その対処法やしつけ方も紹介!

犬を飼っていると一度は愛犬に噛まれたという経験があることでしょう。こんなにも大好きで可愛い愛犬にいきなり噛まれてしまうと驚きとショックを受けて、ちょっとした恐怖心を抱いてしまうこともあります。まだ、子犬であれば噛まれても痛くないですし、可愛いからと言って許してしまいがちですが、大きくなってから同じことをしてしまっては飼い主だけでなく、知らない人を噛んでケガをさせてしまっては大変です!では、犬が人をかむ理由や原因にはどんなことがあるのでしょうか。また、噛み癖の対処法やしつけ方についても紹介していきます。

犬が人をかむ原因

・防衛本能

犬がリラックスしている時に触ってしまったり、お気に入りのおもちゃを取ろうとしたりすると噛むという場合には「防衛本能」が関係しています。犬が嫌がることをしたり、油断している時に触られると、びっくりして自分の身を守らなくちゃ!と防衛本能が働き、反射的に人を噛んでしまうのです。

・知らない人や相手に対する恐怖心

知らない人や知らない相手に触られる、触られそうになったときに人を噛んでしまったら、それは「恐怖心」が働いたからです。人間も初対面の人にいきなり近づかれたり距離を詰められると恐怖を感じますよね。犬も全く同じで、急に知らない人や相手からワシャワシャと触られたり、強い力で触られると恐怖心と驚きで、自分の身を守ろうと唐突に人を噛んでしまうのです。

・ストレスや不満がある

犬はストレスが溜まると噛んで発散しようとします。人だけでなく物や家具を噛んでしまう場合には「ストレスが溜まっている」のかもしれません。ストレスの原因は、散歩の時間が足りない、長時間のお留守番が続いたり、引っ越しで環境が変わった、反抗しているのに無理やり触られるなど様々です。普段とは違う様子が見られたり、噛む行為が頻繁に見られるようになったら、愛犬と向き合って原因を取り除いてあげましょう。

・甘えや構ってほしい

犬が人を噛む理由には、飼い主さんに「遊んでほしい」、「構ってほしい」という気持ちの表れでもあります。長時間のお留守番やなかなか散歩に行けない、仕事が忙しくて愛犬と遊ぶ時間がないなど、愛犬との時間が取れないと噛んだり、吠えたり、何かしら自分に興味を向けようとします。「噛むことで飼い主がリアクションをする=こっちを向いてくれた、遊んでもらえる」と学習してしまい、人を噛むようになってしまうのです。

・歯茎がかゆい

子犬が甘噛みをしたり、物をよく噛む場合には「歯茎がむず痒い」のかもしれません。犬は生後4〜6ヶ月くらいに乳歯から永久歯に生え変わり初めます。この時期によく噛むようになったら歯茎が痒くてむずむずしていることが原因でしょう。この時期に噛めるおもちゃやお菓子などがないと、家具や人を噛むようになってしまい、生え変わったあとでも噛み癖に発展してしまうケースがあるので注意しましょう。

・病気やケガ

動物は病気やケガを相手に知られないよう隠す本能があります。ペットの犬でも同じように病気やケガを隠して、発見が遅れてしまうケースも少なくありません。もし、いつものように抱っこしたり触ってみて、噛むようなら痛みや不調が原因の可能性があります。普段は全く噛まない子が急に噛むようになったら、病気やケガを疑いましょう。

人をかむときの対処法やしつけ方

・おもちゃを与える

犬は噛むことで欲求を満たすので、噛んでもOKなおもちゃを与えましょう。なんでもダメ!と抑えてしまっては犬の欲求が満たせずにストレスとなり、今まで以上に人を噛んだり、物や家具を噛むようになってしまいます。そのため、噛んでもOKなおもちゃを与えておくと、噛みたい欲求を満たせて問題行動も少なくなりますよ。飼い主がいるときにはロープのおもちゃで引っ張り合いっこしたり、長時間のお留守番にはおやつを入れておける知育系のおもちゃもおすすめです。

・ストレスを解消

ストレスが溜まっていて人をかむなら、ストレス解消してあげましょう。最近、仕事が忙しく愛犬との時間が取れない、散歩時間が短くなっているなど、人間の勝手な理由で愛犬にストレスを与えてしまっていませんか。時間が取れないのなら、休みの日にたっぷり散歩したりドッグランに連れて行ってストレスを発散させてあげましょう。また、犬の保育園に通わせたりペットシッターを雇ったりするのもおすすめですよ。

・噛む原因を見つけて噛む機会を減らす

犬がどうして噛むのか、どういう時に噛むのかなど、原因を見つけて噛む機会を減らすことが噛み癖を治すために必要なことです。根本的な原因を見つけて対処してあげることで、犬にとってもストレスがなくなり、噛む機会も少なくなりますよ。また、原因が分からない場合には可能性のあることを取り除いたり、遠ざけたりすることで解決するケースもあるので、愛犬が噛む理由を突き詰めてあげましょう。

・噛まれたら冷静に対応

もし、ペットに噛まれてしまったら冷静に対応することが大事です。犬は飼い主や人を噛むことで注意や興味を引きたいという気持ちがあります。甘噛みだとしても噛まれたら、スルーをしてそっとその場を離れるか、低く静かな声で「ダメ!」と注意しましょう。言葉だけではなかなか理解してくれないときには、犬がいる部屋から立ち去り、30秒ほど1人にします。このとき、遊べるおもちゃや相手がいないようにしましょう。30秒たったら部屋に戻る、といったやり方を繰り返すうちに、噛んだら飼い主がいなくなる、つまらなくなると学習して、自然と噛み癖が治っていきますよ。

・噛みつき防止グッズの活用

犬がなかなか噛むのをやめてくれない場合には「噛みつき防止スプレー」などのグッズを活用してみましょう。犬にいくら言葉で「これは噛んではいけない」と説明をしたところですぐに噛むのをやめるというのは難しいことです。そこで、どうしても噛んで欲しくない物には、犬の嫌がる臭いや味のするスプレーを使うことで噛みつき防止できます。ただ、グッズだけでは一時的な効果しか得られないので、必ずしつけをしながらグッズを活用しましょう。

噛み癖を直して素敵な愛犬との暮らしを楽しみましょう!

犬が人をかむという行為には様々な理由や原因がありました。「噛んではいけない!」と大きな声で怒ったり叩いたりするのは逆効果で恐怖心や警戒心を与えるだけです。なんで噛んでしまうのか、その原因や理由をしっかりと見つけて対処してあげることが、噛み癖を直せる一番の近道です。犬のしつけにはかなりの時間がかかりますが、治ったときの喜びは非常に大きく嬉しいもの。今日からしつけを見直して、愛犬と遊ぶ時間や散歩時間の確保、普段の観察を欠かさずに行い、少しずつ噛み癖がなくなる愛犬の嬉しい変化を楽しみにしてみてくださいね!

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【ペットの悩み】犬が人に飛びつく!その理由や原因は?飛びつき癖を治すしつけ方法も紹介!

犬を飼っていると飼い主に向かって飛びついてくることがありますよね。帰宅後に、尻尾をブンブン振って嬉しそうな顔をしながら飛びついてくる瞬間は最高に可愛く愛おしい時間でしょう。しかし、犬が人に飛びつく理由や原因は「嬉しさ」だけではないのを知っていますか。飼い主にだけ飛びつくならまだしも、来客や散歩中に人や他の動物、物などに飛びついてしまっては、様々なトラブルに発展してしまいます。ではなぜ、犬が人に飛びつくのでしょうか。その原因や理由と、飛びつき癖を解消するしつけ方についても紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

人に飛びつく原因や心理とは?

・嬉しい、喜んでいる

犬が家族や飼い主に飛びつく主な理由は、ただただ「嬉しい」からです。お留守番がきちんとできる犬であっても、飼い主が帰ってくるのはとても嬉しいもの。やっと帰ってきてくれたという嬉しさとともに、お留守番から開放された喜びを、体全体で表現しているんです。

・興奮している

人に飛びつく理由には「興奮している」ということも挙げられます。大好きなおやつをもらえるとわかったときや、お散歩に連れて行ってもらえるとき。他の人に褒められたりすると、嬉しくなって興奮状態になってしまうことが原因です。ただ、遊んでいるときにはヒートアップして興奮状態になり、我を忘れて飛びついてしまうこともあるので気をつけましょう。

・抱っこ、構ってほしい

犬がピョンピョン飛び跳ねてくる場合には「抱っこ」や「構ってほしい」という気持ちの現れです。抱っこや構ってほしいというのは「嬉しい」という心理によく似ていて、飼い主が帰ってくると寂しくお留守番していた分、たくさん抱っこして構ってという気持ちから、飛びつくんです。

・食べ物の匂いがする

犬は嗅覚に優れていて、飼い主から美味しそうな食べ物のニオイがすると、ついつい飛びついてしまうことがあります。食いしん坊な犬は、少しでも食べ物のニオイがすると、そこに向かって飛びつきます。食べ物があるなら何とかして食べようという気持ちで飛びついているんですよ。

・自分が上の立場にいることをアピールしたい

犬は上下関係に厳しい動物です。飼い主に向かって飛びついてくる場合には、飼い主よりも自分のほうが立場が上だとアピールしたいという気持ちがあるから。犬は自分よりも立場が上の存在には飛びつくことはありません。家族や友達の中で自分だけに飛びついている場合には、飼い主よりも立場が上だと思っていることが原因です。

・威嚇や警告

威嚇や警告が理由となり、人に飛びついてくることがあります。犬は敵対心を抱く人や動物が近づいてくると、恐怖を感じて攻撃しようとし、人や動物に飛びつきます。威嚇や警戒心があるときの犬は非常に険しい表情をしていて、歯をむき出しにしているときもあるでしょう。

・本能によるもの

「狩猟本能が刺激された」ことが理由で飛びつくこともあります。犬の本能には、少なからず野生時代の狩猟本能が残っていて気になっているものが自分から逃げようとすると、本能的に抑えようと飛びつきます。元狩猟犬やしつけが十分されていないペットの犬などは、狩猟本能が強く、人に飛びついてしまいやすいです。

人に飛びつかないしつけ方

・飛びつかれてもスルー

嬉しさや興奮から人に飛びつく癖をなおすなら「スルー」することが大切です。飼い主が帰ってきたときに嬉しくて飛びつく、甘えたくて飛びついてきたときに、飼い主も嬉しくなって相手をしてしまうと「人に飛びつく=良いこと、喜んでもらえる」と勘違いしてしまい、飛びつくことが癖になってしまいます。人に飛びつく癖を治すなら、飛びついてくる間はスルーして、飛びついてこないときに構ったり褒めたりすることで飛びつく癖が改善されていくことでしょう。

・低い声で目を見て注意する

人に飛びつく癖がなかなか治らないなら「低い声で犬の目を見ながらしっかりと叱る」ことが大切です。犬は声色や声のトーンを聞き分けています。そのため、高い声や優しい声で叱っても意味がありません。普段から叱るときの声色やトーンを意識して、人に飛びつく行動をしたら、叱るときの声でしっかりと目を見て叱りましょう。時間はかかりますが、根気よく叱っていくことで徐々に改善されていきますよ。

・待てやおすわりで落ち着かせる

散歩中や家の近くを通る人、動物、車などに反応して飛びつく場合には恐怖心が原因となっていることがほとんどです。急に飛びつくときには、名前を呼んで飼い主に注目させ「待て」や「おすわり」などの指示を出して落ち着かせましょう。うまくできたときにはたくさん褒めて、覚えさせます。また、興奮してしまっているときには「おやつ」や「おもちゃ」で注意をそらすのもおすすめです。

・アイコンタクトを取る

「アイコンタクトを取る」ことも飛びつく癖をしつけるためにできる方法です。アイコンタクトを交わすことで、犬を落ち着かせることができると同時に、飼い主よりも偉いと勘違いさせることを防げます。犬が飛びついてきたときと人に飛びつくとき、対象物に飛びつこうとするときにリードを引っ張ってアイコンタクトを取ることで「飛びついてはいけない」ということを学んでくれますよ。

・しつけ方の一貫性を持つ

飛びつく癖を治すなら「一貫性を持つ」ことが大切です。飼い主の気分で、お迎えの飛びつきを許してしまったり、飛びつきを喜んでしまうと犬は混乱してしまい、飛びつく癖は治りません。しつけをする際には一貫性を持ってしつけることが大切です。また、家族や複数人でペットを飼っている際にも、同じ言葉やトーン使いをするなど、ルールや叱り方を統一しておきましょう。みんな同じだと、犬も理解しやすく飛びつく癖が治りやすくなりますよ。

飛びつき癖を直して安心な暮らしを送ろう!

犬の飛びつき行為は、嬉しい気持ちや甘えたい気持ちであっても、犬に慣れている相手や他の犬が苦手な犬にとっては非常に怖いものです。好意的な気持ちで飛びついたとしても相手をケガさせたり、転倒させてしまったり、服を汚してしまうなど、犬の飛びつき行為によって他のトラブルに発展してしまう危険性も潜んでいます。飼い主にとって嬉しい飛びつきも、相手によってはしてはいけない危険な行動になってしまいます。飛びつき癖を直し、人も犬も快適なライフスタイルを送りましょう。

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【ペットの悩み】猫の粗相に困ってる。粗相をする理由と対策を紹介!

猫の飼い主さんでも、床に突然、排泄物が置いてあったらびっくりしちゃいますよね。今までちゃんとトイレを使っていてくれたのになぜ?と驚きと疑問が湧いてくることでしょう。どんなにいい子な猫でも、何らかの原因が影響してトイレで排泄すること拒んだり、粗相をしてしまうことがあるんです。今回は、猫が粗相をする理由と粗相をさせない対策について紹介していきます!ペットの猫の粗相に困っている飼い主さんは是非、参考にしてみてくださいね。

粗相をする原因とは?

・トイレに不満がある

猫が粗相をする原因として「トイレに不満がある」場合が多いです。猫は、とてもデリケートな生き物なので、トイレの砂が気に入らない、トイレの設置場所が嫌など、トイレに対して不満があると粗相につながってしまいます。また、綺麗好きとしても知られている猫は、トイレに排泄物やニオイが残っていると綺麗な場所を探して排泄するので、粗相の原因となってしまいますよ。

・マーキング

猫は発情期になると、自分の存在や縄張りを主張するために、「マーキング」をします。自分のニオイを付けるためにトイレ以外の場所にもおしっこをかけてしまうのです。基本的にはオス猫がマーキングをすることが多いですが、メスの猫でもマーキングをすることがあります。猫の発情期は年に2回ほどですが、オス猫は1年中、交尾できるので1度マーキングをすると継続してマーキングをしてしまうので気をつけましょう。

・ストレス

猫はストレスに敏感な動物です。トイレの位置が変わったり、引っ越しをしたり、新しいペットや家族が増えたりと、環境が変化するとストレスを感じてしまい、粗相をすることがあります。また、飼い主のライフサイクルがガラッと変わったり、突然の来客などでもストレスを感じてしまうので、うまく発散してあげられるように対策しましょう。

・かまって欲しい

なかなか猫と遊ぶ時間が取れないときには、わざと粗相をすることがあります。飼い主の気を引こうとしたり、構ってほしいという気持ちから粗相をしてしまうのです。猫がトイレに失敗すると、飼い主が騒いでくれる、自分のことを見てくれると思い、粗相を繰り返すようになってしまいます。

・病気や健康状態が悪い

今まで問題なくトイレで排泄できていた子が、いきなり粗相をするようになったら「病気」が潜んでいるかもしれません。猫は、泌尿器系の病気にかかりやすく、膀胱炎や尿路結石、腎臓病などを発症しやすい動物です。これらの病気にかかると、頻尿や排尿を我慢できなくなり、トイレまで間に合わないことが粗相の原因となってしまいます。また、排泄や排尿時の痛み=トイレとなってしまい、トイレで排泄をするのを嫌う傾向も見られるようになります。普段とは違う様子やトイレでの排尿・排泄を嫌うようになったら病気を疑ってみましょう。

・年齢によるもの

猫が粗相をしてしまう原因の1つとして「老化」が挙げられます。猫も人間と同じように年齢を重ねることで体が衰えて、運動機能・身体機能が低下します。トイレの場所を理解していても、体が思うようにスムーズに動かずにトイレまで間に合わないことが主な原因です。老化の影響で視覚や嗅覚が低下し、トイレの場所をうまく認識できずに粗相に繋がってしまうケースもあります。

粗相させない方法や対策!

・トイレ環境の見直し

猫は綺麗好きで繊細な動物なので、清潔で落ち着けるようなトイレ環境を好みます。毎日こまめにトイレの掃除をして排泄物は放置しないようにしたり、月に1回は洗剤を使ってしっかりとトイレを洗ってあげましょう。トイレの設置場所も落ち着ける環境を選んでくださいね。猫砂は、粒が細かく無香料で尿で固まるものがおすすめですが、猫によって好みがあるのでペットの猫に合うものを選びましょう。他にも、トイレのサイズは、猫がぐるっと1周できる広さ、トイレの数はペットの猫+1の個数を用意するなど、工夫をしてペットの猫にあったトイレ環境を整えましょう。

・去勢、避妊

マーキングによる粗相の場合には「去勢や避妊」をして対策をしましょう。マーキングをしていた猫を去勢したら、マーキングをすることが少なくなったという事例が多いため、マーキングによる粗相の場合には去勢や避妊が効果的です。ただ、マーキングが習慣になってしまった子は去勢、避妊しても直らないことがあるので、発情期を迎える生後6ヶ月頃までには手術をしておくといいでしょう。

・ストレス解消

引っ越しや家の環境が大きく変わったなど、住居が原因で粗相をしてしまっているなら、ストレスの原因を取り除いてあげましょう。突然の来客が多かったり、家族が増えたりするなら猫がリラックスできるよう生活スペースを分けたり、周囲の環境音がストレスとなっているなら逃げ場を作ったりして猫が1人で落ち着ける環境を用意してあげましょう。また、猫のフェロモン製品など、リラックスできるアイテムを使ってみるのもおすすめです。

・遊ぶ時間を増やす

飼い主と遊ぶ時間が少なくて飼い主の気を引くために粗相をしているなら「たくさん遊んでスキンシップ」を取ってください。猫じゃらしやおもちゃで遊んであげるのはもちろんですが、猫が好きなところをたっぷりと撫でてあげたり、ブラッシングをするなどして猫と向き合う時間を確保しましょう。飼い主が自分を見てくれていると分かれば、ちゃんとトイレで排泄してくれるようになりますよ。

・動物病院に相談する

ペットの猫が普段とは違う様子だったり、トイレの回数が多くなったり、粗相をするようになったなど、異変を感じたら動物病院で診てもらいましょう。猫は泌尿器系の病気になりやすいので、少しでも異変が見られたり、普段とは違う様子が気になったら、病気が潜んでいる可能性があるので、病院で診察してもらいましょう。

・老猫にあった環境作り

老化が原因で粗相をしてしまう場合には「愛猫にあった環境作り」を心がけてみましょう。体力がなくてトイレまで間に合わないなら、よくいる場所の近くにトイレを設置してみたり、複数箇所にトイレを設置してみてください。トイレまでの道のりが短くなれば、粗相することが少なくなりますよ。また、寝起きや食事後にはトイレに連れていき、排泄させておくのもおすすめです。定期的にトイレに連れていき、粗相をさせないように配慮しましょう。

粗相の理由を理解して、上手く対処しよう!

猫が粗相をする原因は様々です。粗相をしてしまったからといって、むやみに叱ったり怒鳴りつけてはいけません。粗相をした原因は何かをしっかりと理解して、ちゃんとした対応や対処が必要になります。急な粗相が見られたら、ペットの猫からのサインだと思い、ちゃんと猫と向き合って解決してあげましょう!

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【ペットの悩み】猫に爪で引っかかれる!引っかく理由とは?

可愛いペットの猫から急に爪で引っ掻かれると、かなりショックですよね。可愛がっていたらガリっとやられてしまったという飼い主さんは少なくないでしょう。爪で引っかかれると、構いすぎた?嫌だった?と猫に嫌われたと不安に感じてしまうことでしょう。しかし、猫が爪で引っかくという行為には「嫌」という理由だけではありません。爪で引っかく理由には何があるのか、みていきましょう!

猫に爪で引っかかれる理由とは?

・遊びで狩猟本能が刺激された

猫に爪で引っかかれる理由として「狩猟本能が刺激された」ことが挙げられます。猫はもともと、獲物を捕まえて生活していた生き物です。特に、猫じゃらしなどのおもちゃで遊んでいると、狩猟本能が刺激されて爪を出して捕まえようとします。そのタイミングで、飼い主が視界に入るとついつい、爪を出して飛びついてしまうことがあります。遊んでいるときはハンティングモードに入っていて、爪で引っかかれてしまいやすいので、注意しましょう。

・縄張り意識

猫は縄張り意識がとても強い動物です。そのため、知らない人や突然の来客が自分の縄張りに入ってくると、とっても警戒して自分の縄張りであることを主張します。多くの猫は、臆病なので物陰に隠れたり、落ち着けるところでやり過ごしますが、中には威嚇をしたり攻撃しようとする子もいます。また、無理に引っ張り出そうとしたり、撫でようとすると爪で引っかかれたり噛まれることがあるので無理矢理触るのはNGです。

・興奮状態になった

普段ひっかかない場面やタイミングで、ひっかく場合には、何らかの原因によって「興奮」したことが理由として挙げられます。特に、怖いと感じたときは攻撃的なモードに入ってしまい、爪で引っかいてしまう可能性があります。その時、飼い主は猫を落ち着かせようとして手を伸ばして、引っかかれてしまうケースも少なくないので、興奮状態のときには手を出さないようにしましょう。

・やめてほしい

猫は気分屋な動物です。物陰に隠れていたり、お気に入りの場所で寛いでいるときに、触ろうとして爪で引っかかれてしまったということはありませんか。猫が寛いでいる時には無理に構いすぎず、やめてほしい雰囲気のときには、触ったり抱っこはしないで、そっとしておいてあげましょう。

・構ってほしい

ペットの猫の中には「引っかけば構ってもらえる」と間違って理解している子もいます。特に、幼少期に他の猫と離れ離れになってしまった猫は、爪を出す場面や噛む力加減などを知らずに育ってしまいます。そのため、飼い主に構ってほしいときでも爪を出したまま、無意識に引っかいてしまったり、思いっきり噛んでしまい、飼い主を攻撃してしまうのです。引っかかれたり噛まれれば飼い主も大きなリアクションをしてしまい、構ってもらえたという認識に繋がり、引っかく=構ってくれるとなってしまっているのかもしれません。

・不意の出来事

不意の事故が原因で爪で引っかかれてしまうこともあります。例えば、飼い主に抱っこされているときに、落ちそうになってついつい爪を出してしがみつこうとして引っかいてしまった、飼い主が近くを素早く通って狩猟本能が刺激され攻撃してしまったなど、飼い主を引っかくつもりがなく引っかいてしまったという事故は少なくありません。

猫に爪で引っかかれるときの対策!

・爪を切る

爪で引っかかれることが多いなら「爪を切る」ようにしましょう。爪を短くしておけば飼い主が怪我を負う回数を減らせます。また、猫の爪が長く伸びてしまっていると、布製の家具やカーテンなどに引っかかって猫自身が怪我をしてしまうリスクが高まるので、飼い主の怪我防止、猫の事故防止のためにも短くしておくと安心ですよ。

・興奮しているときは手を出さない

猫に爪で引っかかれるケースとして一番多いのが「興奮しているときに手を出してしまった」という場面です。猫が興奮しているときは、我を忘れてしまって飼い主であろうと自分に攻撃をしてきそうなものは排除するという勢いで攻撃をしてきます。この状態のときは、何をしても攻撃されてしまうので手は出さず、1人にしてあげたり、落ち着くまで放置するのが有効です。

・おもちゃで遊ぶ

猫が飼い主の手や足に反応して引っかいてくる場合には、おもちゃや猫じゃらしを使って気をそらすようにしましょう。飼い主の手や足を攻撃してくる場合は構ってほしいという気持ちの表れでもあります。構ってほしいアピールをしてきたら、手足ではなくおもちゃを使ってたっぷり遊んであげましょう。

・だめなことをしたら無反応

遊びがヒートアップして、飼い主を爪で引っかいてしまったときには、無反応でいたりその場をスッと離れるようにしましょう。爪で引っかかれると非常に痛く「いたっ」と反応してしまいがちですが、反応してしまうと猫は構ってもらえてると間違って覚えてしまうので、だめなことをしたら遊びをやめて、その場を離れるようにすると、引っかいたらダメなんだと学習してくれますよ。

猫が爪でひっかく理由を知ろう!

猫が引っかく理由には「嫌」というだけでなく、いろんな理由や意味がありました。猫を飼っていると爪で引っかかれる場面は、よくあることです。引っかかれたからといってショックを受けず、今までと同様に可愛がってあげてくださいね!ただ、ひどい場合や引っかく理由がよくない場合にはしっかりと対処することも大切ですよ。

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どなたでもブラッシングができるように!『グルーミングぐるみん』の可能性

前回はワンコやニャンコにとっていかにブラッシングが重要か書かせていただきました。

とはいえ、日々忙しくしている大人たち(最近はお子様たちもお忙しいようですが)が、日々ペットのブラッシングの時間を取ることが現実的にはなかなか困難なようですね。

理想としてはペットとのコミュニケーションのためにも、お子様たちにペットとの触れ合いとして重要なブラッシングをしてもらいたいという声が多いこともわかりました。

ただ実際には本格的なブラッシングを行うとなると専門的なブラシやコームが多い中、それぞれの当然ブラッシングする意味や目的のためにテクニックや知識、そして力加減やまず慣れる環境が重要な事がわかってきました。

改めて『グルーミングぐるみん』とは?

これまでにもご紹介してきました『グルーミングぐるみん』はペット専用ドライヤーとして開発してきました。

デリケートな皮膚や体毛を持つ、ワンコやニャンコに可能な限りストレスや恐怖心など与えないよう設計された製品です。

①ドライヤーの温度、温風の熱は一般的なドライヤーに比べ約1/3

②風量も一般的なドライヤーに比べ半分以下

③ドライヤー自体の音も一般的なドライヤーに比べ約半分の静音設計

④使用電力は一般的なドライヤーに比べなんと約1/6

一見これではきちんと乾かないのではないかとご心配頂くのですが、遠赤外線を使った『グルーミングぐるみん』は乾かせるのです。

もっともスピード勝負になれば人間用のドライヤーには敵いませんが。

なぜこのような仕様としているのか、先にも述べたようにペットへの配慮、思いやりのところが大きいのですが、そもそもお風呂やシャワーなど洗体後にしか使用しないドライヤーを想定しているのではなく、この『グルーミングぐるみん』を使って毎日のようにブラッシングを行ってもらうことを主目的としているからなのです。

毎日ブラッシングを行っていただく機能、効果として重要なのは、

①ノミ、ダニの駆除、繁殖の予防

②細菌類(大腸菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌など)の滅菌、感染症対策

などがあります。

基本、ご家族同様の我が家のペットにノミやダニはいない、ましてや汚いとか不潔ということはないと、ペット愛好家の皆様は思ってらっしゃるのですが、毎日お風呂に入る、その都度手を洗える人間に対して、お風呂、シャワーの頻度が少ない外に散歩に行くワンコや家にいるとはいえニャンコは更に頻度が少ないとお聞きします。

近年ではペットの病気はもちろん、ペットから感染する病気、動物由来感染症も少なくないということです。

いかにペットの日々のボディケア、ブラッシング等重要かとご理解いただけると思います。

私どもの『グルーミングぐるみん』は洗体頻度の少ないペットのために、日々ブラッシングを行うことで、人間にもペットにも感染症予防、対策となる細菌類の滅菌、そして見落としがちなノミや特にダニを瞬時に駆除することができる唯一の製品なのです。

お子様でもブラッシングの体験がしやすい『グルーミングぐるみん』

では毎日のようにこの『グルーミングぐるみん』で、はたしてブラッシングできるものなのか?

この基本的な問題やハードルを低くするために、まずこのドライヤー機能として上記にも記載した、熱、風量、音などがポイントなのです。おわかりかと思いますが、日々のブラッシングやたまのドライヤーなど特に、ワンコやニャンコが怖がる、嫌がる、近寄らないなどペットがまず慣れてもらう、抵抗が少しでも少なくなるよう工夫した機器自体の特長です。

ではなぜドライヤーとして弱風の温風を出しながらブラッシングするのか?

それは人間の髪でも考えればすぐわかることなのですが、ブラッシングをしやすくする、櫛、ブラシが通りやすいと言い換えた方がよいでしょうか。余計な力や、抵抗、ましてや抜け毛など無理やりとかそうとしても良いことはなさそうですよね。

『グルーミングぐるみん』はアタッチメントで先端に付けるブラシ形状の突起物の本数を減らし、どなたが行っても基本ペットの毛に絡みづらい形状になっています。

巻き毛のワンコたちでも実証済です。

さらにブラッシング時の力加減、ペットの皮膚への距離感や押しつけ具合がわからないよいう多数の声にお応えして、『グルーミングぐるみん』は独自の長身ボディを採用しました。

使い方は簡単です。ボディの下部分を持ってもらい上部分のボディの自重でそのままペットの皮膚に近いところであてながら動かすだけです。ブラッシングの横に動かす力は必要ですが、ペットの皮膚に向ける力は不要です。

ヘッド部の自重だけで適度に大概のワンコやニャンコの皮膚近くまで、アタッチメントの先端が届くことが可能となります。

『グルーミングぐるみん』のアタッチメントは一般的なドライヤーの素材とは違い、柔らかい材質のシリコンを使用しております。皮膚に触れても傷をつけるようなことはありません。

また万が一本体に毛を巻き込んでも、一般的なドライヤーと違い、体毛が焼け焦げたりするようなことが無いようニクロム線をむき出しではなく、石英管というパーツを使用して保護しています。

つまりお子様をはじめどなたが扱っても、弱温風が出ながら、とおりやすいブラシ形状のアタッチメントでブラッシングを行うことは、ブラッシングに不慣れなペットにも人間にも入門編の最適な機器になると信じております。

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